児童福祉法による児童養護施設『東光学園』は、創設の理念であるキリスト教の精神を土台として、健全な社会人となるよう整えられた適切な環境のもとで、子ども達の自立支援を行っております。
学園は子ども達にとって生活の場であり、当園ではユニット制(15名)の中で自主性・自立性を重んじながら「子どもの最善の利益」を求め、職員達と共にみんなで助け合って日々の生活を送っております。
学園は1946年に戦災孤児の収容・保護を目的に、世間で言う“孤児院”として新しい歴史が再スタートしました。
1952年に社会福祉法人に組織変更し、時代の要請に応え、幼児教育事業『聖ルカ幼稚園』(1953~1990年)、知的障害児者短期入所事業『友だちの家』(1996~2010年)、分園型自活訓練事業『ルカの家』(1996~2010年)を併設し運営して参りました。
現在の東光学園(児童養護施設)は社会的養護の視点で、入所児童に対しては自立支援・権利擁護に重点を置き、一方で家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員、心理療法担当職員などを配置し、家族再統合、里親委託推進、心理的ケアといった専門機能を備え、地域に根差した活動のあるべき未来を探っています。